大原孝治氏は価格破壊に挑戦する
日本は少しずつデフレを脱却して景気回復基調にあるとされていますが、まだまだ消費者は安いものを求める傾向があります。そこで小売業を営んでいる大原孝治氏は、景気に左右されるのではなく、消費者が求めるものを提供することにずっとこだわってきました。小売業はメーカーから商品を仕入れて消費者に提供することが一般的ですが、大原孝治氏はそのような仕組みでは儲けの幅が限られてしまうと考えました。そこでメーカーが定めた価格で商品を提供するのではなく、会社が消費者の求めているものを提案して商品を作ってもらうという発想を持つようになりました。実は小売業の現場で働いていると、消費者が求めているものが市場にないということは何度もあったからです。
消費者がメーカーに意見を言う現場というのは実はほとんどないため、少し改良すればもっと売れるのにと感じた商品が数多くありました。大原孝治氏は小売業というのは、少しでも沢山の商品を消費者に販売して喜んでもらうことが大事だと考えているので、そのためにはメーカーとの協力が欠かせないと考えています。そこでメーカーと協力してオリジナル商品を開発することにより、大手企業が販売している製品よりも安い商品を販売することを可能にしました。その代表的な商品の1つが4Kテレビで、販売した当時は価格破壊だとマスコミでも注目を集めました。実際に販売すると店頭の商品が完売になるほど人気を集めたので、これを次の製品につなげていくことを模索中です。